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このサイトでは汗疱ができたらやってはいけないことをいろんな記事で書いてきましたが、今回はそれらをすべてまとめてご紹介したいと思います。
それぞれ、取り返しのつかないことになるわけではありませんが、やると悪化することがあるので、早く治すためにはできるだけ実行していただければと思います(⁎ᵕᴗᵕ⁎)
では、汗疱ができたとき具体的にどういうことをやるとダメなのか10個ご紹介します。
「ニキビは潰すと直りが早い」と言われることがありますが、残念ながら汗疱はこれには当てはまりません。実際のところ潰しても潰さなくても元の状態になるのはほぼ同じ。
ただし、繰り返し潰すことで皮膚本来の働き(汗を外に出す)が弱まり、同じ場所にできることが多くなります。
また、大きな汗疱を潰したり、小さくてもたくさん潰すと痛みが発生するので注意が必要です。特に足の裏にできた場合は、歩くのも大変な状況になってしまいます。
汗疱は2~3週間で治ることが多いですが、最後の方は皮がむけることがあります。白くてひらひらとしている皮ははさみなどで切り取ってOKですが、指で強引に剥くと、出血することがあります。
汗疱は時に痒みを発生させることがあります。かゆいのでどうしても引っ掻いてしまいがちですが、ここはぐっと我慢してください。
汗疱は思いのままかきむしってしまうと、水ぶくれがどんどんと大きくなります。場合によってはつぶれてしまうこともあります。
どうしても我慢できないときは、冷やしたりかゆみ止めを使うことをおすすめします。
頻繁に手を洗ったり、アルコール消毒を繰り返したりすると、皮膚のバリア機能が低下します。 この結果、外部からの刺激に対する耐久性が弱くなり、汗疹が悪化することがあります。
もし汗疱が破けて液体が止まらなくなった場合には、全部出すか絆創膏などで止めて、水洗いの回数を減らしてください。
強い洗剤や化学物質は皮膚を刺激し、症状を悪化させる可能性があります。家事や仕事で手を使う場合は、手袋を着用することが推奨されます。
もし手袋ができない場合は、(界面活性剤不使用など)できるだけ刺激が少ない洗剤を選ぶと良いでしょう。
キュキュットハンドマイルドは、肌表面の潤いを流しにくく、食器洗い中の手肌をいたわりたい人におすすめです。価格はスーパーなどで200~300円で安く購入できます(最近は売っている店舗が少なくなっているようです)。
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上の話と関連していますが、汗疱はかゆいときに温めると逆効果になります。痒みがある汗疱に触れると分かると思いますが、他の皮膚よりも温度が高くなっています。
そのため、まわりと同じ温度になるまで冷やしてかゆみを抑えるのが有効です。
また、皮膚はアトピーなどの炎症があるとき神経栄養因子のひとつであるアーテミンが沈着し、「温めるとかゆい」現象を引き起こすことが分かっています。
痒みが強くなると引っ掻いて汗疱がつぶれる原因にもなるので、温めるのではなく冷やすことを心がけてください。
意外かもしれませんが、汗疱は基本保湿することで予防ができます。
皮膚は乾燥させると肌本来の働きが弱くなり、何らかの炎症が起きやすくなるといわれています。
そのため、汗疱予防はもちろん、できてしまった汗疱も保湿を忘れずに行ってください。
ただ、潰した跡のジュクジュクした状態を早く治すために一時的に乾燥が有効になることもあります。
その場合は、ドライヤーなどで乾燥させるのではなく、患部の水分を吸収する亜鉛化軟膏などを使い乾燥させることをおすすめします。
汗疱の基本は保湿ですが、症状ややり方によっては逆効果になることがあります。
保湿剤が過剰に使用されると、毛穴が詰まりやすくなります。これにより、皮脂や汗が正常に排出されず、汗疱が発生してしまうことがあります。
さらに、過度な保湿は皮膚のバリア機能の低下や皮膚の自浄作用の妨害などのデメリットがあるため、湿度の高い夏の時期は特にやりすぎに注意しましょう。
手足が蒸れるような靴や手袋を長時間着用すると、皮膚の湿気が増し、汗疹の再発につながります。また、高温多湿の環境も同様にリスクが高まります。
汗をかいて発汗機能を整えることで汗疱は改善しやすくなりますが、蒸した状態が長く続くと逆効果になるため注意が必要です。
まだまだ汗疱より水虫の知名度の方が高く、「足の裏に水ぶくれができた」=「水虫だ!」と思う人が多くいます。水虫は汗疱と違い市販薬がたくさんあるため手に取りやすく、すぐに購入して汗疱に塗ってしまってしまうようです。
実際に塗ったことがある人ならわかると思いますが、汗疱に水虫の薬を塗ると改善するどころか悪化します。
そのため、足裏に水ぶくれができたらまずは皮膚科医に診てもらうことをおすすめします。
また、ステロイド軟膏や抗生物質などの市販薬は、汗疱を改善させることもありますが、患部の状態や薬の種類で悪化することがあるので、慎重に使用する必要があります。
水虫の薬以外でも、塗ると赤くなったりかゆみが出た場合には、すぐに使用をやめましょう。
通常、皮膚は外部からの刺激や炎症に対して免疫反応を持っていますが、ストレスがかかるとこのバランスが崩れ、皮膚の炎症が起きやすくなります。
さらに、皮膚の保湿機能や防御機能が低下することもあるため、できるだけストレスをためないようにしましょう。
汗疹ができると、そのかゆみや見た目がストレスとなり、ストレスが発汗や免疫バランスをさらに悪化させるという悪循環に陥ることもあるため、見えないように処置を行うこともおすすめです。
汗疱の原因の一つとして「チョコレートやトウガラシなどは食べてはだめだ」といわれることがあります。
もちろん、これらが汗疱の原因になることはあるのですが、口にしたからと言ってすぐに汗疱ができるわけではありません。
また、上で紹介した「やってはいけないこと」とは違い、汗疱がある人すべてが食べ物の影響を受けるわけではありません。
したがって、「刺激物を食べない」というよりは上でご紹介した10個のことをまず実行して悪化を防ぐようにしていただければと思います。