このサイトは景品表示法に基づき運営しています。
また、一部プロモーションを含みます。
汗疱は何らかの原因で手のひらや足の裏に水疱ができるのに対して、あかぎれは冬の寒い環境などが原因で手や足の指にひび割れが起きる症状のとこと言います。
今回は汗疱とあかぎれの原因や症状の違いについてご紹介します。
汗疱は夏に多くできるのに対して、あかぎれは冬に発生されやすい特徴があります。それぞれの原因についてご紹介します。
汗疱は汗疱状湿疹と呼ばれ、性別年齢関係なくできる病気です。
汗疱ができる原因として一番多いのは、汗腺トラブル。汗を出す汗腺機能の低下や多汗症などが原因で発症します。
その他、ストレス、金属アレルギー、タバコ、肥満なども原因の一つとされていますが、人によって様々であるため、はっきりとしていないのが現状です。
あかぎれは亀裂性湿疹と呼ばれ、寒い冬の時期に手がかじかむことが大きな原因とされています。また、乾燥が原因でかかとにできることもあります。
汗疱と同じで年齢性別関係なくできますが、ある日突然発生するというものではありません。
汗疱とあかぎれの症状は違いますが、同時にできてしまった場合は症状が見分けにくいこともあります。
汗疱の主な症状は水疱ができること。うまく体内から出なかった汗が皮膚の下に溜まり水疱を作ります。
ひとつの大きな水疱の時もあればたくさんの小さな水疱が集まってできることもあります。あるいは、たくさんの水泡がくっついて大きな水疱になることもあります。
基本的にかゆみはありませんが、ヒスタミンの影響で時には夜眠れなくなるほどかゆくなることもあります。水疱を潰し続けると強い痛みを感じるのも特徴の一つです。
また、水疱がつぶれてしまうとそのまま乾燥して皮がむけるようになり、あかぎれの症状を起こすことがあります。
あかぎれは手のひらや甲、指など手の全体や、かかとにできることが多い病気です。
最初は、「手が冷たいな」「寒さで手が動かしにくいな」というところから始まり、その後乾燥状態が続くと皮膚が厚くなり赤みを増していきます。
放っておくと、ひび割れができ場合によると出血することもあり、日常生活に影響がでるほどの痛みを発することもあります。
汗疱とあかぎれのケア方法や治療法についてその違いをご紹介します。
汗疱は原因が特定されていない分、治療も難しい病気だと言われています。
患部を治すためには常に皮膚を清潔にし、ステロイドなどを塗布して症状を抑えていきます。皮がむけて乾燥してしまった時は、尿素配合の軟膏などで保湿をします。
ただ、根本的な原因をつきとめてケアしなければ症状が繰り返すため、完治させるのはなかなか難しいといえます。
金属アレルギーが原因の場合は、歯科治療が必要になることもあります。人によって予防法は違いますが、考えられるものを下にまとめました。
あかぎれは、乾燥が原因で症状が悪化するため、まずは乾燥を防止することが一番大切になります。症状がひどいときは抗炎症採用があるステロイドなどを塗布し、落ち着いたら保湿剤やワセリンなどを使用していきます。
保湿剤は1度塗ればいいというものではないため、症状が落ち着くまで数ヶ月治療する必要があります。完治しても、再発防止のため普段から保湿しておくと安心です。
あかぎれは、日常生活の何かが影響して起こる病気ですので、毎日の生活を見直す必要があります。特に、水洗いは手が乾燥しやすくなるのでゴム手袋を使用したり、できるだけ熱いお湯を使用しないようにすることが大切です。
お湯は水よりも皮膚が乾燥しやすくなります。
もし、汗疱とあかぎれが同時にできてしまった場合は、ゴム手袋などの着用で水が直接手に触れる回数を減らし、保湿剤などで保湿するようにしてください。症状がひどいときは医師への相談をおすすめします。