このサイトは景品表示法に基づき運営しています。
また、一部プロモーションを含みます。
私がアレルギーを疑い始めて最初に行った検査が血液検査でした。「パッチテスト」のことは頭にあったのですが、どうもいろいろ大変そうだというのを聞き、「まずは手っ取り早い血液検査で」という考えからです(^^;多少の痛みはありますが、何度も通院する必要もないので楽ですしね。
血液検査は、みんな一度はしたことがあると思うのですが、アレルギー検査の場合も内容は同じです。病院によると思いますが、事前に「アレルギーの血液検査をしたい」と伝えて予約を取っておくと当日スムーズに進みます。
注射の前に何のアレルギーを調べるか先生に伝えるのですが、私の場合、何のアレルギーがわかってなかったので意外と時間がかかりました。
先生にアレルギー反応につて聞かれて「手のひらや足の裏に水疱ができたり皮がむけたり・・・」と答えて「じゃあ見せてみて」となるんですが、アレルギー源を摂取しないと症状がでないので確認できず先生も少し困った様子でした(苦笑)
ただ、何が入ってるかはっきりしない食べ物を食べると数時間後に症状が出るので、食べ物であることは間違いないんですよね。先生にもそんな感じで伝えました。
それから、アレルギー検査で厄介なのが、アレルゲンごとにグループ分けされていること。それぞれで料金が決まってるんです。私がなんとなく怪しいと思っていた「大豆」「卵」「油」「カカオ」「魚卵」「チーズ」「海藻」などなどは、ばらばらのグループだったりグループに入ってなかったり。。。
なので、特に気になるものだけバラで検査してもらうことにしました。全部同じグループだったら安く済んだんですが(泣)
病院の先生がとても良い人でいろいろ話し合った結果、「大豆」「チェダーチーズ」「カカオ」「たらこ」に決定。(なぜか、チーズはチェダーしか調べられないということでした。。)病院に行く前に自分で何度か実験して導き出した「アレルゲンかもしれない食べ物リスト」が役に立ちました(笑)
私が受けたアレルギー検査で特定可能なアレルゲンについて、まとめてみました。シングルアレルゲンは単品で調べられるもの、マルチアレルゲンはグループで調べられるものになっています。金属以外もいろいろあってちょっと驚きました。
ハウスダスト1 、ハウスダスト2
ダニ1(ヤケヒョウヒダニ)、ダニ2(コナヒョウヒダニ)、アシブトコナダニ、サヤアシニクダニ、ケナガコナダニ
スギ、ヒノキ、ビャクシン(属)、ハンノキ(属)、カバ(シラカンバ属)、コナラ(属)、ブナ(属)、マツ(属)、ニレ(属)、ヤナギ(属)、カエデ(属)、クルミ(属)、クワ(属)、アカシア(属)、オリーブ
カモガヤ、オオアワガエリ、ハルガヤ、ギョウギシバ、オオスズメノテッポウ、セイバンモロコシ、ホソムギ、ナガハグサ、ヒロハウシノケグサ、アシ、コムギ(属)、スズメノヒエ(属)、コヌカグサ(属)
ブタクサ、オオブタクサ、ブタクサモドキ、アキノキリンソウ、ヨモギ、ニガヨモギ、フランスギク、タンポポ(属)、カナムグラ、ヘラオオバコ、シロザ、イラクサ(属)、ヒメスイバ
アルテルナアリア、カンジダ、アスペルギルス、クラドスポリウム、ペニシリウム、ムコール、ヘルミントスポリウム、マラセチア(属)、ピティロスポリウム(マラセチア)、トリコフィトン、黄色ブドウ球菌エンテロトキシンA、黄色ブドウ球菌エンテロトキシンB
ネコ(フケ)、イヌ(フケ)、モルモット(上皮)、ハムスター(上皮)、マウス、ラット、家兎(上皮)、ウマ(フケ)、ウシ(フケ)、ブタ(上皮)、ヤギ(上皮)、ヒツジ(上皮)、セキセイインコ(羽毛)、セキセイインコのふん、ニワトリ(羽毛)、アヒル(羽毛)、ガチョウ(羽毛)
ゴキブリ、ユスリカ(成虫)、アシナガバチ、ミツバチ、スズメバチ、ヤブカ(属)、ガ
アニサキス、回虫
絹、綿、ラテックス、オオバコ種子、イソシアネートTDI、イソシアネートMDI、イソシアネートHDI、無水フタル酸、エチレンオキサイド、ホルマリン、Hev b 6.02(ラテックス由来)
牛乳、卵白、卵黄、オボムコイド(耐熱性卵蛋白)、米、ソバ、コムギ、ω-5 グリアジン、オオムギ、オートムギ、ライムギ、アワ、ヒエ、キビ、トウモロコシ、大豆、インゲン、エンドウ、ピーナッツ、アーモンド、クルミ、カシューナッツ、ココナッツ、ブラジルナッツ、ハシバミ、イチゴ、リンゴ、モモ、バナナ、メロン、オレンジ、グレープフルーツ、キウイ、マンゴ、アボガド、洋ナシ、トマト、セロリ、パセリ、玉ネギ、スイカ、ニンジン、ヤマイモ、ジャガイモ、サツマイモ、カボチャ、ホウレンソウ、タケノコ、ニンニク、ゴマ、マスタード、麦芽、ビール酵母、カカオ、チェダーチーズ、α-ラクトアルブミン、β-ラクトグロブリン、カゼイン、グルテン、牛肉、豚肉、鶏肉、羊肉、エビ、ロブスター、カニ、ムラサキイガイ、アサリ、カキ(牡蠣)、ホタテ、イカ、タコ、サバ、アジ、イワシ、タラ、カレイ、サケ、マグロ、イクラ、タラコ、Ara h 2(ピーナッツ由来)、Gly m 4(大豆由来)
ヒトインスリン、ゼラチン
ハルガヤ、ギョウギシバ、カモガヤ、オオアワガエリ、アシ
ブタクサ、ヨモギ、フランスギク、タンポポ(属)、アキノキリンソウ
ネコ(フケ)、イヌ(フケ)、モルモット上皮、ラット、マウス
ペニシリウム、クラドスポリウム、アスペルギルス、カンジダ、アルテルナリア、ヘルミントスポリウム
卵白、牛乳、小麦、ピーナッツ、大豆
米、小麦、トウモロコシ、ゴマ、ソバ
血液検査から約1週間で結果が出ます。1週間過ぎたらいつ行ってもいいと思いますが、初診を担当した先生から聞く方が効率が良いかなと思います。
調べた「大豆」「チェダーチーズ」「カカオ」「たらこ」のアレルギーはなしという結果が出ました。「これでたらこパスタ思いっきり食べられる!!」と思ったのも束の間、いちばん上に「IgE(非特異的IgE)524」という数字が。。。要するに、「何かわからないけど何かのアレルギーがあるよ」ということ。しかも、一つのアレルギーに524なのか無数のアレルギーがあってそれを足したら524なのかもわからない状態。
気になる食材を一つ一つ調べればいつか特定できそうですが、1種に約400円(保険適用)かかるし、血液もその分必要になるので悩みました。すると先生が、「一番気になってる金属を知りたいならパッチテストをお勧めしますよ」と一言。「そこでもし陰性だったらまたこちらで調べていきましょう」と。
ここでやっと(今まで避けてきた)パッチテストへの覚悟ができたという感じです(^^;
私が受診した病院でかかった費用をまとめました。再診も行いましたが無料でした。「負担額」の部分が保健適用額(実際に支払った金額)です。シングルアレルゲンはものによって金額が違いますが、食べ物は全部同じだったと思います。
区分 | 費用 |
---|---|
初診料 | 2,820円 |
血液採取(静脈) | 250円 |
シングルアレルゲン(4種) | 5,400円 |
アレルギー検査 | 1,440円 |
合計 | 9,910円 |
負担額 | 2,970円 |
もし、汗疱のような症状が出ていて「何かのアレルギーかもしれない」と心配しているのであれば、まず血液検査をおすすめします。
考えられるアレルゲン全種類を試すのは大変ですが、金属アレルギーのパッチテストもそれは同じですし、なによりパッチテストより簡単に検査できるので、まずは血液検査がいいと思います。
そして、シングル検査では、より確率性の高いものを選べるようにした方がいいので、事前に、何のアレルギーの可能性が高いのか実験しておくことをおすすめします。
血液検査の次に受けた金属アレルギーパッチテストの経過と結果については以下の記事でまとめています。