汗疱の治し方

しつこくできる汗疱の治し方 | 金属アレルギー対策

金属アレルギー(特にコバルトアレルギー)による汗疱の治し方について情報を更新しています。
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汗疱歴20年以上の自分が今まで病院やクリニック、セルフケアなどで治療した内容や、使用した薬やサプリメントなどをご紹介しているサイトです。

 

私と同じように汗疱に悩まされている人の助けになればと定期的に情報を発信しています。よろしくお願いします(๑•̀ •́)و


汗疱におすすめの市販薬

汗疱に効果的な市販薬はいくつか販売されていますが、その中でもおすすめな外用薬(塗り薬)をご紹介します。実際に使ってみて効果があった順に並べました。個人差があると思いますのでその点はご了承ください。

 

ベトネベートN軟膏AS

 

ステロイドの強さ ストロング(強い)
効果・効能 発疹・発赤、かゆみ、はれ、水疱、みずむし・たむし等の白癬、にきび、化膿症状、持続的な刺激感
成分 ベタメタゾン吉草酸エステル1.2mg、フラジオマイシン硫酸塩3.5㎎、流動パラフィン、ワセリン

 

私が使用して個人的に効きが良かったのがこのベトネベートN軟膏SA。ステロイドの量も1gあたり1.2mgと多く、抗炎症作用のある成分も含有しているので、化膿していたりジュクジュクしているときにも使用できます。

 

足裏など皮膚が厚いところに使う場合には、皮膚軟化剤のグリセリンやグリセリンカリ液をあらかじめ皮膚に塗り、その上からベトネベートを塗布すると有用成分の浸透力がアップします。

 

 

 

グリセリンよりグリセリンカリ液の方が皮膚軟化効果が高いです。しかしながら、グリセリンの方が店頭に置かれている割合は高いです。

 

ドラッグストアやネットショップで購入する場合、その他のステロイド外用薬より少し安く購入できるのもおすすめポイントです。

 

 

ベタメタゾン吉草酸エステル(ベトネベートNに配合されている成分)にはかゆみ止めの効果もあります。

 

フルコートF

 

ステロイドの強さ ストロング(強い)
効果・効能 化膿を伴う次の諸症:湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、しもやけ、虫さされ、じんましん、化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎)
成分 フルオシノロンアセトニド(合成副腎皮質ホルモン)0.25㎎、フラジオマイシン硫酸塩(抗生物質)3.5㎎、その他添加物としてパラベン、ラウリン酸ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、サラシミツロウ、ワセリン配合。

 

田辺三菱製薬から販売中のフルコートF。ストロングの効果を発揮しますが、配合されているステロイド量が少ないためはじめてステロイドを使用する人におすすめの外用薬です。

 

ベトネベート同様、抗生物質のフラジオマイシン硫酸塩が配合されているので、汗疱を潰しがちな人には特におすすめの市販薬です。

 

 

かゆみ止めとステロイドは皮膚科で同時に処方されることがあるので使用は可能です。ただし、薬によって用法が違いますので、気になることがあれば医師への相談をおすすめします。

 

メディクイックPRO軟膏

 

ステロイドの強さ ミディアム・マイルド(中間)
効果・効能 湿疹、かぶれ、かゆみ、皮膚炎、じんましん、あせも、虫刺され
成分 プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル 1.5mg、ジフェンヒドラミン 10mg、リドカイン 10mg、グリチルレチン酸 5mg、アラントイン 2mg、イソプロピルメチルフェノール 1mg、トコフェロール酢酸エステル 10mg、dl-カンフル 1mg、l-メントール 15mg、添加物として、ワセリン、ゲル化炭化水素、パラフィン、セバシン酸ジエチル、ステアリン酸グリセリン、流動パラフィンを含有する。

 

ロートのメンソレータムシリーズ、メディクイックPRO。もともとあったメディクイックに炎症を収める効果とかゆみ止め効果をさらにパワーアップして改良された市販薬です。

 

汗疱というよりは手湿疹に効果があるという内容でしたが、気にせず足裏に塗布を続けていました。

 

汗疱が完治することはありませんでしたが、オロナインやコーフルに比べると回復するまでの時間が短かったので、1年間くらい使用していました。

 

ステロイドの強さがミディアムなので、皮膚が薄い場所やすぐに赤くなるような場所にも使うことができます

 

リンデロンVs軟膏

ステロイドの強さ ストロング(強い)
効果・効能 しっしん、皮ふ炎、あせも、かぶれ、かゆみ、しもやけ、虫さされ、じんましんといった、日常の皮膚トラブルや様々な皮膚炎などの症状
成分 ベタメタゾン吉草酸エステル1.2mg、添加物として流動パラフィン、白色ワセリンを含有しています。

 

2021年に発売されたシオノギ製薬のリンデロン。これもフルコート、ベトネベート同様ストロングクラスのステロイドが配合されています。(ベタメタゾン吉草酸エステル)

 

ベトネベートNと同じ強さでステロイドの含有率も同じなのであまり使用することはありませんが、抗炎症成分が入っていないので、化膿していない状態の汗疱がるときだけ使用しています。

 

リンデロンはでき始めの汗疱に、フルコートはつぶしてしまった直後に使うと直りが早いという人もいるようです。

 

汗疱が起きる原因の一つに金属アレルギーがあります。市販薬を使えば治りは早くなりますが、金属が体内に入る限り繰り返すことになります。

 

色々ある金属の中でどの種類にアレルギーがあるのか調べるためには、金属アレルギーパッチテストを行う必要があります。